きっかけになったのは、1985年から5年間オランダとフランスで暮らしたこと。あたたかくて、するどくて、ユーモアのあるオランダの絵本にたくさん出会い、「誰も翻訳しないなら私が!」と思ったそう。仕事を続けることでできた作家たちとの交流も宝物、とのこと。
訳書に「レナレナ」(リブロポート刊行、絶版)、「ボッケ」(朔北社)、「きつねのフォスとうさぎのハース」(岩波書店)、「たいせつなてがみ」(セーラー出版)、「みんながそろう日」(鈴木出版 絵/平澤朋子)ほか。
「レナレナ」は、残念ながら絶版となってしまいましたが、野坂さんの最初の翻訳本なのだそう。好奇心の強い女の子の不思議なストーリー。テキストがすべて手描きで素敵な造本でした。その出版経緯などがコチラで読めます→野坂悦子さんインタビュー(やまねこ翻訳クラブ)
そして今回、野坂さんが翻訳された「みんながそろう日」で挿画を担当された、イラストレーター・平澤朋子(ひらさわともこ)さんが、コランダ特製ランチョンマット☆裏面の『オランダジャガイモ新聞(仮)』の挿絵を描いてくださいます。
平澤さんは、児童書やCDジャケットなど多方面で活躍。お話と遊びを子どもたちと一緒に楽しむ集団「pipio」を、武本佳奈絵さんとともに主宰されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿