2012/05/26

「おいしい絵本・おいしいオランダ」翻訳家・野坂悦子さんの本棚から

期間中、カタネカフェの棚が「個性豊かなオランダの絵本たち」の棚になります。
翻訳家・野坂悦子さん が手がけられた絵本、ディック・ブルーナうさこちゃんとあかちゃん、 ハリエット・ヴァン・レーク「レナレナ」、 マックス・ベルジュイス「たいせつなてがみ」など約30冊が並びぶ予定です。

野坂さんの挨拶文より

オランダの絵本というとディック・ブルーナの『うさこちゃん(ミッフィー)』シリージを思い浮かべる方が多いと思います。

私も大好きですが、でもそれだけではありません。水彩、ペン、コラージュとテクニックも多彩、テーマもほんとうにさまざまです。

その魅力を、ひとことで言うなら、どの作家も自分のスタイルを追及していること。個性を重んじるお国柄がよくあらわれています。

カタネカフェのおいしいメニューを待つ間、そして食事のあと、どうぞ手に取ってごらんください。

世界一幸福度が高いといわれるオランダの子どもたち。その幸福の「秘密」が、本のなかに見つかるかもしれません。(野坂悦子)


(↓)いつもの棚が、どう変わるかお楽しみに。



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